三菱電機 防衛・宇宙システム事業 経験者採用特設サイト

社員インタビュー(鎌倉製作所)

やりがいこそが自分を 成長させるための糧 他では経験できない日々に、 そう実感しています

PROFILE

鎌倉製作所 防衛部門
防衛・宇宙システム事業本部
中井 陽介 (2010年入社)
※所属はインタビュー当時のものとなります

一流の電気技術者を目指すキャリアプランを実現するために三菱電機へ

大学・大学院の研究ではGPSやINS(慣性航法装置)、車速センサーを組み合わせた測位システムなどを構築しており、そこで0を1にするモノづくりの面白さや難しさを知りました。特に興味を持ったのは、スケールの大きなモノづくり。船や電車や飛行機、建物などに「命」を吹き込むものが自分の研究してきた「電気」の役割と考えており、就職活動中も重工会社やインフラ関係、ゼネコンなどを中心に検討していました。

最終的に大手総合建設会社に就職しましたが、建設会社の業務の花形は意匠設計や構造設計のため、電気設計は軽視されてしまうこともあり、電気技術者としてのキャリアに悩むようになりました。もっと幅広く設計から維持までを担当して、一流の技術者として成長したい。事業に関わる全ての業務が尊重される環境でプロジェクトを手掛けたい。そんなキャリアプランを描くようになり、転職を決意しました。

その頃に三菱電機の鎌倉製作所に勤める大学院時代の友人と会う機会があり、彼から聞いたのが「現場の声に耳を傾けながら開発に取り組み、試験・改善を繰り返し、エンドユーザーの現場にまで足を運んで納品している」という、一気通貫でモノづくりを行う仕事の魅力。メーカーといえば部門ごとの縦割社会と思っていたので、その働き方がいい意味で意外でした。三菱電機には少々堅いイメージを持っていたのですが、面接では人事の方も技術課の方もざっくばらんに私と向き合ってくださり、その先入観も一気に払拭されました。

チームがプロジェクトを完遂した瞬間の達成感は格別

配属部署では、レーダー、射撃管制、電波・光波センサーなど、海上自衛隊の艦艇向け火器管制システムの立ち上げから設計、現地でのサポート、システムの維持管理まで幅広く行っています。その中で私が担当しているのが、既存システムの維持管理や新たな機能の付加、能力向上、修理です。

お客様に、よりご満足いただけるために心がけているのは、“現場に足を運ぶ”ことです。現場を見ずに設計はできないというのが私の信念。入社して間もない頃は、先輩の出張に同行させていただき、現場で実際にシステムを見て、お客様の声を聞いて仕事を覚えました。その姿勢はこれからも大切にしたいと思っています。

現在はプロジェクト全体を管理するプロジェクトマネージャーとしての役割が大きく、多くの関係者との折衝がメインの仕事。プロジェクトを円滑に遂行するにはメンバー間の信頼関係が不可欠であり、電気やシステムの知識・技術だけでなく、コミュニケーション能力も求められます。私が大切にしているのは、たとえ自分の意見と相反していても相手の意見を最後まで聞いた上で、意見交換を図り、目標に向かってより良い方向を導き出すこと。そうして一丸となったチームがプロジェクトを完遂し、お客様にお喜びいただいた瞬間の達成感は格別です。

家族や友人、自分の大切な人をまもる「責任」と「やりがい」

日々世界情勢が揺れ動く中、様々な脅威に対応するためのシステムを設計することは、必然であるからこそ非常に難易度が高く、プレッシャーを感じる仕事です。一方で、日本の防衛に貢献することは家族や友人など自分の大切な人を守ることにもつながっていく。他では経験できないスケールの仕事に携われる醍醐味を感じ、その役割をエンジニアとして果たせることに、大きな誇りと喜びを感じています。「責任」と「やりがい」。そのすべてをモチベーションにかえて、これからもお客様の満足度向上を目指していきたいと考えています。

転職を決めた時は不安もありましたが、指針にしたのは「やりがいがあるかどうか」。やりがいを感じられないほど日々の業務に忙殺されているのであれば辞めたほうがいいと私は考えました。やりがいがなければ成長することも、向上することもできません。幸い今の職場はワークライフバランスも充実していますし、仕事へのやりがいも十分。当社を検討している方にも太鼓判を押させていただきます!